私学の数や質が、国の習熟度を表す、といわれています。つまりは、その先進性、柔軟性、多様性、独自の理念によって、わが国の教育をリードし日本の未来の一端を担っているといえます。しかしながら、近年の急激な社会環境の変化に伴い、日本の教育はいま、大きな転換を迫られており、私学もまた変わる事が必要とされています。私学は長年培ってきた多種多様な価値を保有しています。その大きなポテンシャルを最大化し、さらに新たな価値を創出すること。それが、私学が次のステージへ進むための課題となりますが、既存の視点や発想では打開できない課題も少なくないと私たちは考えています。私学妙案研究所は、そうした課題を、新しい視点と発想を生かした提案=妙案で解決し、私学の進化に貢献していくことを目的とし、新時代のパイオニアを創出し、日本の、そして世界の元気と幸福につながるものと確信しています。
- 近年グローバル化が進み、社会・経済・文化などあらゆる面で国境が取り払われ、地球が一つになっています。人や情報は世界を飛び交い、世界規模でダイナミックに変化しています。一方で、エネルギー問題、環境問題、貧困問題、人種・宗教紛争等、地球規模の問題はますます困難を極めています。いまや世界有数の経済大国となった日本は世界のリーダーとして、これらの問題の解決にあたらなければならない立場にあります。今後日本は、グローバルな視野を持ち世界を股にかけて活躍するリーダーを育てていかなければなりません。
- いま日本では150年ぶりに歴史が変わろうとしています。これまでの大量生産、大量消費型の「工業社会」では、マニュアルを覚えて早く正確に手足を働かせて、もくもくと再現することが求められていました。しかし、これからのグローバル化する「知識社会」の中では、一人ひとりが新しい価値を創造する力を身につけなければなりません。日本の教育は、従来型の「一斉・画一・一方向」の教育から、「個別・協働」型学習へと転換しなければなりません。また、変化のスピードが速い社会の中で、学校の中だけで教育することには限界があります。地域や社会を巻き込んだ学びのコミュニティを形成することも重要です。
- 学校の経営は、病院の経営と並んで、もっとも難しく、最も尊い仕事だと思います。病院が人の「命」を預かるところだとすれば、学校は人の「人生」を預かるところです。特に中高時代の学びや仲間、恩師との出会いは人生を大きく変えます。それをマネジメントするのが学校経営です。そして、日本が抱えている教育問題にいち早く正面から向き合い、突破できるのは私学だと思います。私学では理事と学校長と現場教員が決めれば直ちに行動ができます。当事者に自覚と意識があればどんな挑戦も可能でしょう。日本の教育を変えるためにも、ぜひ私学に頑張ってほしいですし、それを応援したいと思います。
Shake とは、握手のこと。学校と学校が手を取り合うことにより、個々の学校では実現が困難な価値を創出し、課題解決やさらなる進化を目指すプロジェクトです。生徒数の減少、指導教員の不足や負担増、スペースや予算の不足といった構造的な問題を解決し、子どもたちに、私学ならではのかけがえのない出会いや体験の場を提供するとともに、その活動自体を私学の魅力として幅広い層に伝え、私学ファンを醸成していきます。
これまで困難だった夢やビジョンを実現するチャンスを与えてくれるクラウドファンディング。日本ではスタートしてまだ数年ですが、徐々にマーケットを広げつつあります。一方で、決算システムや信用、プロジェクト推進力などのハードルに阻まれて、若年層が利用しにくいといった課題もあります。そうした課題をクリアし、子どもたちや学校が描く夢やチャレンジを応援する、若年層に特化したプラットフォームを構築・運営します。
私学で学ぶことの素晴らしさかけがえのなさを、私学で教える先生たちの情熱と独自性を、そして私学の建学の理想と個性を多くの日本人に知ってもらう。そうする事で私学の経営をより健全なものとし、私学への日本人の認識を新たにし、多くの子どもたちの私学へ向ける視線をより熱くします。
学校を魅力的に伝えるためのビデオ映像や印刷物の革新
個別の私学校を紹介するためのビデオ映像、ないしはパンフレットなどの印刷物を、アイデア、コンセプト、デザイン、文章など、すべての面から抜本的に見直し、さらに魅力的かつ説得力あふれるものとするための革新をいたします。個々の依頼に応じて、優れたスタッフを編成し、制作をいたします。
私学で学ぶ生徒たちの素晴らしさと創造性を広く知ってもらうためのイベントの企画開催
たとえば中学生と高校生対象の私学文学賞であったり、あるいは各種クラブ活動においてユニークなものの全国大会開催(鉄道写真甲子園など)、または私学の生徒の代表が集まってあるテーマをめぐる討論会をするなど、私学で学ぶ生徒たちの素晴らしさ、創造性を広く知ってもらうための多彩なイベントを企画開催します。
私学のいま、私学の価値を伝えるためのさまざまな出版広報活動
多くの人々に私学で学ぶことの楽しさ、素晴らしさを伝え、私学への関心を高めるために、さまざまな媒体や出版社とのコラボレーションにより、これまでにないユニークな記事の提供や出版物の発行をいたします。硬軟とりまぜた多彩なタイトルを続々と刊行させます。
○実績
洗足学園中学高等学校ドキュメント映像/High Five for Kids
- ◆高校生有志13名によるチャリティー・ウォーカジョガソン(2013年11月/多摩川)への挑戦を記録したドキュメントムービー(約25 分)です。
- ◆企画、学校への提案から、スポンサー集め、インフォメーション、当日の運営まで、すべて彼女たちがゼロから手作りで自主的に進めたイベントプロジェクトです。
- ◆タイトルのHigh Five for Kidsは、恵まれない海外の子どもたちのために、みんなで5kmをウォーカジョガソンするイベントを、ハイタッチするようなテンションで楽しみながら社会貢献しようという想いを込めた、彼女たち自身のネーミングです。
- ◆このムービーは、彼女たち自身がスマホやビデオで撮影した映像素材を中心に、補足撮影と編集(BGM含む)をサポートしました。プロのカメラマンやディレクターによらない生徒主体のビデオ制作のひとつの方向性を示唆するものに仕上がっています。
- ◆製作費 :30万円。
- ◆動画を観る
- 商号
- 株式会社私学妙案研究所/SHIGAKU Good Idea Institute.inc
- 電話番号
- 045-911-3312
- メールアドレス
- info@s-goodidea.jp
- https://www.facebook.com/s.goodidea
自由研究フェスタ
https://jiyukenkyu-online.s-goodidea.jp
- Meet up! Teachers
http://teacher.s-goodidea.jp/
- 設立
- 2013年9月1日
- 代表者
- 小嶋 隆
- 事業内容
-
- イベント、催事の企画、開催の受託業
- テレビ、ラジオなどメディアの企画、制作業
- ウェブサイト、コンピュータソフト、映像ソフトの企画、制作業
- セミナーの企画、開催の受託業
- 印刷物の企画、制作作業
- 書籍の企画、出版、販売業
- 教材、テキストの作成、販売業
- 教育、研修の企画、販売業
- 広告宣伝代理店業
- 広告宣伝企画、制作業
- グラフィックデザインの企画、制作業
- 施設・店舗等の企画、意匠設計、プロデュース業
- ブランディングの企画、制作、コンサルタント業
- 経営コンサルタント業
- 前号に附帯関連する一切の業務