「令和8年度東京都立高等学校入学者選抜」の変更点とは?
皆さんは、今の高校入試の制度をご存じですか?実は、昔と現在では入試制度もかなり変わりました。また、学校の偏差値も驚くほど変わっているケースもあるほど、入試は移り変わっていくものです。今回は、令和8年度東京都立高校入学者選抜の変更点について触れていきます。また、記事の最後には合わせて弊社発行の冊子「教育とお金」についてもご紹介します。

■大きな変更点は全日程過程の分割募集廃止
令和8年度東京都立高等学校入学者選抜の全日程過程における分割募集は、令和7年度入学者選抜までは都立高校へ入学を希望する生徒に対するセーフティネットとして実施してきましたが、近年、第二次募集がその役割を果たしており、分割募集の役割は概ね終えているという実態があることから、令和8年度の入学者選抜においては廃止し、第一次募集で選抜することとなりました。 なお、定時制課程の高校(昼夜間定時制高校)では、多様な生徒の受検機会を確保する観点から、これまでどおり継続して分割募集を実施するとのことです。

※東京都教育委員会発行のリーフレット「令和8年度都立高校入試の実施方法の変更について」から引用。
これは、中学校卒業後の進路を決定する時期が早まっている傾向が強まり、分割募集を行う学校の中には、分割前期募集で不合格者を出したにもかかわらず、分割後期募集では募集人員より受検者数が下回り定員が未充足となる学校や、分割前期募集でも分割後期募集でも定員が未充足となる学校がありました。こうした状況を改善し、分割募集を実施する学校を志望する生徒がより多く入学することができるようにするためです。
その他にも令和8年度の東京都入試の変更点はあります。気になった方は東京都教育委員会が発表している「令和8年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/release20250925_r8yoko)をご覧ください。
■私学妙案研究所発行の冊子「教育とお金」で数年後の未来について考えてみましょう。
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内容は公立受験と私立受験の受験費や塾等の教育費や受験の仕組み、大学現役合格率、私学の取り組みについて解説、社会が応援する制度の紹介もしています。
「教育とお金」
発行:株式会社私学妙案研究所
価格:400円(税別)
・教育費比較
・公立高校入試の仕組み
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・大学受験の準備費用
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