読み聞かせをしたくなる図鑑、埴沙萠さんの「植物記」
図鑑って、小学生向けのものもたくさんあり、どれを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。そこで本日は、私学の先生におすすめいただいた図鑑をご紹介したいと思います。
埴 沙萠(はに しゃぼう)さんの「植物記(福音館書店)」です。

こちらは、生物がご専門の、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校顧問の真下峯子先生に教えていただきました。
埴 沙萠さんは、植物の研究者でもあり、写真家でもある方です。それぞれの植物を定点的に観察し、その変化が写真で表現されているのがとても素晴らしいです。
その変化については、植物が芽を出す瞬間、花が開く瞬間、種が飛ぶ瞬間などの短時間のものもありますし、1年にわたる樹木の変化の記録もあります。

埴さんが長く住まれていた大分県での植物の日々の変化が克明に記録されている植物記に収録されている写真はなんと1900枚。映像やCGでは見逃してしまいそうな一瞬一瞬が記録されていて、
とても読み応えがあります。
各ページに添えられている言葉も、写真からの発見を助けてくれますし、何よりその言葉づかいが詩集のようです。絵本のように読み聞かせをするにも適していると思います。
タイトル:植物記
著 者:埴 沙萠さん
出版社 :福音館書店
出版日:1993年4月30日
ぜひ読んでみてください(清水)。


